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中級練習問題 51−60

 

中級練習問題 51「日本の政治改革」

 

日本の政治制度は、1970、80年代まで機能していた。ひとつには優秀な官僚が経済発展の主導権を握っていたからだ。だが政治は時代の変化についていけなかった。日本の都市化は急速に進んだが、都市住民は国会で人口に見合う代表を持てず、農村出身議員が優位に立つようになった。

 

これが族議員の形成を助け、貴重な財源を不適切に使うことになった。米国が10年ごとに選挙区見直しを行っているのと対照的である。1994年の選挙制度改革で族議員や派閥の力は少しそがれたが、議員の世襲は米国より著しく、新規参入は難しい。政治改革の道のりはまだ見えない。

 

 

中級問題 52 「日本の大学の国際競争力」

 

私は日米の大学で25年以上教えたが、私の経験からすると日本の大学には国際競争力がないと思う。国際競争力のある大学とは一般的に言って世界中の若い人たちが学びに行きたいと思うような大学、そして企業や研究所、国際機関、政府などが卒業生を雇いたいと思うような大学だろう。

 

大学の競争力を政府が判断するのは最も下手なやり方である。判断は市場にまかせる方が良い。卒業生を雇用する企業や、学生とその学費を払う両親の判断が基準になる。

 

 

中級問題 53 「日本経済変革の壁(1)」

 

戦後の日本の高度成長は、輸出産業を中心とした日本的経営による生産性の向上が支えた。従業員を徹底的に教育訓練し、チームワークの良さで生産効率を上げる経営を推し進めた。その結果、日本の工場の労働生産性は世界最高になった。

 

問題はこうした手法が1980年前後で限界を迎えたことだ。いくら一生懸命やっても従来以上に労働生産性を上げるのは不可能になった。一方、米国は日本的経営だけでなく、その後の情報技術革命も積極的に導入して生産性を上げてきた。日本も情報技術革命をもっと活用して、新しい事業を開拓していくべきだった。

 

 

中級問題 54「日本経済変革の壁(2)」

 

情報技術を活用して新事業を開発することを阻んだ要因は日本的経営そのものだった。日本的経営は、従業員との強い信頼関係が必要で、労使協調や終身雇用、年功序列などのシステムで効率をフルに上げてきた。しかし、本業がピークに達した時、業種転換や、新しいやり方を取り入れようとすると、それぞれの利害が相反してしまう。

 

 

中級問題 55「日本経済変革の壁(3)」

 

また、各官庁はそれぞれの分野を分担管理し、省庁間にまたがる問題は省庁間調整で決めていく仕組みだ。自民党の意思決定の過程には族議員の存在もある。族議員と官庁が深く結びつき、既得権や既存の制度に大きな利害関係があり、変化に対して強く反発する。このシステムは何十年もかけて、日本社会に定着しているわけで、変えていくことはそう簡単ではない。

 

 

中級問題 56「インターネットでの情報検索方法」

 

インターネット上で目的の情報を探すときは、検索エンジンを利用するのが基本。検索エンジンを大きく分けると、登録したホームページをテーマ別に分類して一覧表示する「ディレクトリー型」と、検索ロボットと呼ばれるプログラムがインターネットを巡回し、キーワードに該当するページを探し出す「ロボット型」の2種類がある。

 

ディレクトリー型は、ホームページの一つ一つに短い紹介文が付いていて、ページの内容が一目でわかるようなっている。公式ホームページを探したいときや、一つのテーマでまとまった情報ページを探したいときに便利だ。一方、ロボット型はディレクトリー型と比べると検索されるヒット件数が非常に多いため、複数のキーワードで検索したいときや、短い文、固有名詞などで調べたいとき役立つ。

 

 

中級問題 57 「インターネット利用上の注意 (1)」

 

ここ数年、インターネットの利用者数は爆発的に増加し、我が国でのインターネットの利用者数も一千万人を超えたといわれています。最近は、初心者でも簡単に使えるソフトや入門書も多く、誰でも簡単にインターネットの世界に入っていくことができるようになってきました。

 

しかし、一方ではインターネットの利用によるトラブルも増加しています。「誰でも参加できる」ということは、逆に言えば「どんな人が参加しているかわからない」ということでもあり、深刻な被害も起きており、十分注意する必要があります。

 

インターネットを快適に利用するためには、無用なトラブルに巻き込まれることのないようにインターネット利用のための基本的な自己防衛法を知っておく必要があります。

 

 

中級問題 58 「インターネット利用上の注意 (2)」

 

インターネットは簡単に情報の交流や共有が可能ですが、同時に利用に際しては自己責任の原則をわきまえる必要があります。まずインターネットを利用した情報の発信者としての責任があります。

 

 

法律で禁止されている行為は、原則としてインターネットにおいても違法です。また、違法でない場合も、有害であるとして、非難される等の社会的制裁を受ける場合もあります。情報発信に際しては、発信に伴なう責任とリスクを充分認識しなければなりません。

 

また情報の受信者としても、インターネット上の情報の中には信頼性の低いものや犯罪性のあるものもあることを自覚し、被害に遭わないように自己防衛に努めることが必要です。

 

 

中級問題 59 「子供の飛行機運賃」

 

子供の飛行機代は国内線は2歳まで無料ですが、国際線では有料です。国際線では2歳未満を幼児、2歳〜12歳までを子供と呼びます。12歳超は大人扱いになります。

 

同行する大人が普通運賃を払う場合は、幼児に席を取らず大人のひざの上に座らせる場合は大人普通運賃の10%、別に席をとる場合は大人普通運賃の75%、子供は大人普通料金の75%です。

 

 

中級問題 60 「子供のパスポートの申請」

 

現在、パスポートの申請は大人は5年有効か10年有効かを選択可能ですが、未成年者(20歳未満)のパスポートは5年有効のみになります。10年有効と用紙が別になっているので注意してください。

 

字の書けない年齢の子供の署名は親が代筆します。パスポートの署名欄が2段になっていて、下段に”○○(母)代筆”というようにで書けばよいです。15歳未満の身元確認書類は、子供の氏名の記載された健康保険証+法定代理人の身元確認書類(例:自動車運転免許証、パスポート)になります。