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上級練習問題 36−40

 

練習問題 36 「たんぱく質の構造解析で日本が独走」

 

画期的な医薬品の開発につながるたんぱく質の構造解析に取り組む日本の研究チームが、ここ1年余りで約1万種類のうち約500種類を解析し、ライバルの欧米を大きく引き離していることが文部科学省のまとめでわかった。同省は、1万種類のうち3000種類の解析を目指す「たんぱく3000」計画を昨年度に開始し、この2年間で約300億円を集中投資。その結果、今年7月までに444種類の構造解析に成功。すでに特許出願が82件に上っている。 海外の公的機関での解析は、米国が昨年度に100余りで、フランスは10数個。同省は「日本が欧米の2年先を行っているのは間違いない」と自信を見せる。医薬品開発の対象となりそうなたんぱく質は約3000種類しかないとの見方もあり、関係者は「このまま欧米の追撃を振り切りたい」としている。

 

練習問題 37 「電子政府で日本は世界ランキング18位」

 

国連と国際電気通信連合(ITU)は11月4日、世界各国の電子政府の評価ランキングを発表した。それによると、日本は、情報・サービスの提供、通信インフラなど総合評価で18位。電子政府を通じた国民の政治参加がどの程度できるかを示す「電子参加指数」では23位だった。総合評価で1位だったのは米国で、続いてスウェーデン、オーストラリア、デンマークなどの順。アジアではシンガポール(12位)と韓国(13位)が日本より上位だった。 内訳をみると、日本は、パソコンや携帯電話の普及率など通信インフラの分野では17位だったが、提供している情報や、旅券などの各種申請、税金などの支払いができるかどうかなどウェブサイトの内容・活用度では30位だった。電子参加指数では、英国がトップを占め、次いで米国が2位、カナダとチリが3位で並んだ。

 

練習問題 38 「週末はつまらない?」

 

昨年春からの完全学校週5日制で、休日が増えたことを小中高生の7割が喜んでいる一方、3人に1人は、「することがなくてつまらない」と思っていることが10月17日、文部科学省の調査で分かった。調査は昨年10〜11月に行った。対象は、全国の公立の小3〜高2生と小学生の保護者、それぞれ約7万5千人ずつで、79%の約11万8千人が回答した。

 

毎週土曜日が休みになったことを「よかった」と答えた児童生徒は、各学年で半数を超え、「まあよかった」も合わせると、7割を超えていた。土日の過ごし方は、高校生を除くと、「家でテレビやビデオを見る」が6割を占めた。しかし、一昨年の調査と比較して、「家の近所や学校の周りで遊ぶ」と答えた小3が19ポイント増えて70%に達し、「部活動をする」という小5も18ポイント増えて36%になるなど、屋外で活動する児童の増加も見られた。

一方、「することがなくてつまらない」ことが「よくある」「時々ある」子は、32〜37%で、「学校や家ではできない体験をもっとしてみたい」と思う子は「時々」も入れて42〜62%に上り、充実感を得られない子も多いことが分かった。

 

練習問題 39 「ネットショッピング表示ミス パソコン19,800円」

 

大手商社が運営するインターネットのショッピングサイトで、商品のパソコンについて、本来の売り出し価格の10分の1の価格を表示するミスがあり、一時、注文が殺到する騒ぎとなった。同サイトでは、インターネット上の申し込みでパソコンなどが購入できる。問題のパソコンの本来価格は19万8000円だったが、10月31日に価格を入力した際、1ケタ間違えて1万9800円と入力、この価格が表示された。今月2日になって、インターネットの電子掲示板などに「パソコンが激安で買える」との書き込みが載ると、一気にこの情報が広がって注文が殺到。翌日、担当者が誤りに気づいて価格を訂正するまで、1000人余りからパソコン計約1500台の注文があった。同社は「単純なミスで、ご迷惑をお掛けして申し訳ない」としており、注文をした人にキャンセルを要請するメールを送っている。しかしその後、同社は既に注文をした人たちに限り、広告どおりの値段で販売すると決定したもようである。

 

練習問題 40 「日立製作所が年功賃金を撤廃」

 

日立製作所は11月5日、年功賃金を撤廃し、2004年4月から全従業員を対象に仕事の成果と能力評価に応じて給与を決める新賃金制度を導入することを明らかにした。賃金が毎年一律に上がる、いわゆる「定期昇給」相当分も廃止する。毎年の春闘などで産業界の賃金交渉のリード役を務めてきた日立による年功賃金制度廃止は、日本企業の給与制度の在り方に大きな影響を与えそうだ。