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上級練習問題 11−20

 

練習問題 11    「理想の生活のキーワード」

 

理想の生活のキーワードは「いきいき」、「のびのび」、「ゆうゆう」といったものになると思います。

 

「いきいき」というのは自分の能力、意思を十全に発揮している状態です。これは仕事の場合もあるでしょうし、また趣味や家庭生活などについてもいえます。

 

「のびのび」した状態というのは、自由で自律的に活動している状態です。他人の目をあまり気にせず、自分の価値観に従って我が道を行くといった情景です。堅い言葉でいえば独立自尊の生き方といってよいかもしれません。

 

「ゆうゆう」というのは、過去をくよくよしたり、未来を思い悩んだりするのではなく、現在の与えられた情況を楽しみ、充実させるということです。「いきいき」現在を生き、「のびのび」独立自尊できれば、結果として「ゆうゆう」とできるともいえます。

 

ひとことでいえばものに拘らず自由で向上心に富んだ生き方をしていると、格好良いのではないかと思います。互いのこういう状況を尊重する社会を目指すべきでしょう。

 

 

練習問題 12    「未来の生活について考えよう(1)」

 

私たちは、いまだかつてないほど平和で豊かな生活をしており、そうした生活にそこそこ満足しています。それなのに多くの人が充実感や生きがいを感じられないでいるのはなぜなのでしょうか。

 

低成長への移行、少子・高齢化、人口減少、情報化、グローバル化、環境制約の強まりといった経済や社会の大きな変化に対して、これまでのシステムは十分に対応できなくなっています。このままでは、自分も失業してしまって「人並みの人生」から「はずれてしまう」のではないか、財政や社会保障制度が破綻するのではないか、格差の拡大や犯罪の増加によって社会が不安定化するのではないか、そういった将来に対する不安が高まっています。

 

 

練習問題 13    「未来の生活について考えよう(2)」

 

私達は今、自分ではどうすることもできない「納得できない格差」が生じたり、横並びを重視するあまり「納得できない悪平等」が生じ、多くの人が努力してもそれが報われないと感じています。そのため、私たちは萎縮してしまい、「夢」や「希望」を見失っており、目の前の困難に立ち向かっていく元気が出ないでいるのではないでしょうか。

 

たとえ小さくても「夢」を描くことができれば、人はその「夢」を実現するためにチャレンジするようになるでしょう。チャレンジにリスクはつきものですから失敗することがあるかもしれません。でも、何もしないのに比べれば、世の中は少しずつではあっても着実に良い方向に変わっていくでしょう。「変化」は「希望」を生み、もっと多くの人がもっと大きな「夢」を描くことができるようになります。未来の生活を考えるということは、私たち一人ひとりが未来に「夢」を描き、それに向かってチャレンジしていくことです。

 

 

練習問題 14    「未来の生活について考えよう(3)」

 

「未来の生活なんて誰にもわからない」、「いくら考えてもそのとおりになるはずがない」と思われるかもしれません。確かにその通りでしょう。でも、立ち止まっていては何も変わりません。今、政府も企業もそして私たち自身も、「構造改革」という変化が求められています。

 

規制制度改革、不良債権処理の促進、財政や社会保障の見直しといった構造改革の先にある未来の生活をどのようなものにしたいのかを思い描き、その実現に向かって一緒にチャレンジすることが大切なのではないでしょうか。私たちは、基礎学力の高さ、豊富な個人金融資産、社会の安定、豊かな自然などの多くの面で、国際的に見ても恵まれたものを作りあげてきました。こうした強みを活かしながら構造改革を進めていけば、未来の生活の展望は自ずと拓けるに違いありません。

 

 

練習問題 15    「未来の生活について考えよう(4)」

 

夢の実現に向けて挑戦するには、その前提としてある程度の安心が確保されていなければなりません。安心は何から得られるのでしょうか?治安や防災、食の安全、雇用確保、最低限度の生活保障、病気になったときの医療費や老後の生活への備えなど、いわゆるセーフティ・ネット(安全網)が必要であることは言うまでもありません。また、これからの時代は、仕事や趣味にチャレンジすることが生きがいの源になります。ですから、「やり直しがきく」ことがセーフティ・ネットとしてますます重要になると思います。失敗したときに何度でもチャレンジでき、生き方を変えることができる柔軟性があること、それが人々のチャレンジを促すのではないでしょうか。

 

練習問題 16 「秋の黄砂」

 

最近、日本で六年ぶりの「秋の黄砂」が確認された。黄砂とは中国北部やモンゴル地域で普通は春ごろ発生する砂嵐現象。季節風にのって韓国や日本にも飛来する。しかし、季節はずれの自然現象、と風流がってはいられない。背景には、中国北西部の砂漠化や気候変動など環境問題があるという。また、黄砂が大気汚染物質を運搬し、生態系に影響を与える可能性も指摘されているのだ。

 

練習問題 17「大坂湾の灯台の撤去」

 

大阪港に沈む夕日が一年で最も美しい季節が近づき、天保山ハーバービレッジ(大阪市港区)のサンセット広場には、プロやアマのカメラマンの姿が日増しに増えている。しかし今年は、構図の背景になっていた灯台の一つが一時的に撤去されるため、「面白い写真が撮れないのでは」と懸念する声が続出。一年に何度もないシャッターチャンスだけに、カメラマンをがっかりさせている。

 

練習問題 18 「フランス国立UFO研究所継続の危機」

 

国立機関としては世界でも珍しく、未確認飛行物体(UFO)の研究をしているフランスの研究機関が閉鎖の危機に直面している。

 

この研究機関は一九七七年に設立された「未確認宇宙現象研究機関」が前身で、現在では国立宇宙研究センターの下部機関。警察に寄せられた情報や、民間・軍用機からの情報を収集して調査する。これまでに六千件以上の情報が寄せられたが、説明のつかないものは「4−5%」あるという。

 

しかし、同センターに対する政府予算減額のあおりがこの研究機関にも波及。研究員の数も予算も減らされ、今ではたった一人が担当するだけ。「大切な金をUFO研究に費やしてもいいのか」などと同センター内部からもこの研究機関の不要論が持ち上がっている。

 

練習問題 19 「アルゼンチンで自動車代金の支払いに穀物」

 

自動車代金の支払いは穀物でどうぞ−。ドイツ自動車大手ダイムラークライスラーは二十日、経済危機のアルゼンチンで「穀物払い」による自動車販売計画を発表した。

 

急落した通貨ペソに代わり穀物が商取引の決済手段となりつつあることに注目した販売促進策。顧客は収穫済みの穀物と引き換えにベンツ、クライスラーなどの車を手に入れることができる。ダイムラー側は集まった穀物を市場価格で農産品輸出業者に売却する。

 

練習問題 20 「日本の若者の読書離れ」

 

日本の子供、若者の読書離れに危機感が強まっている。OECD(経済開発機構)の一昨年度の調査によると、「趣味としての読書をしない」と答えた子供は55%で、調査対象三十五カ国の中で最低だったという。子供が読書の習慣をつけるようにと、国内各地の小、中、高校で現在、授業前の十分間、思い思いの本を読む「朝の読書運動」が広がっている。